●ワハハ・旅から学ぶ親子で育自レポート 

 せっかくの子連れ旅を観光や買い物だけですごすのは惜しい惜しい!Kuriが親子で旅に出た先々で考えたこと、発見した育自の視点などをお届けしいます。

<Kuriの旅はいつも目うろこ>

 ドイツでなるほど、毎日の育児。

 〜アーニカで応急処置・東欧編



  <Kuriの「旅は、いつも目うろこ」〜ドイツでなるほど。毎日の育児〜


Kuriです。みなさん、こんにちは!

前号でお知らせしたとおり、さる4月中旬よりドイツに10日間滞在し、5月初旬に
は家族で10日間、東欧を旅してきました。

ドイツを訪れたのは、子育てワハハにオーガニック・ハーブなどを提供してくだ
さっている「マリエン薬局」に以前から訪れたかったのと、ハーブなどを一緒に
マネジメントをしているドイツのワハハ・スタッフRieさんと今後について話を
しようと昨年から計画していたからでした。

この休みに、親子をめぐっていろんなことがありました。

今回、何を書こうかと考えるにあたって、ドイツ滞在の詳細(薬局のことや自然
療法士の話)、子連れ旅のお役立ち情報、息子がブタペスト(ハンガリー)で脱臼
したときに「へぇ」と思ったことなどなど・・・何を選んで書くか、迷いに迷っ
たのですが、やっぱり私にとって一番大きかったこと、つまり「普段の育児や暮
らしを改めて見つめ直した」こと、その発見と解決方法などにフォーカスしてお
話しようと思います。

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  C o n t e n t s :
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   ■1. 旅に出る前に私が混乱していたこと(育児、仕事、ワハハ)
   ■2. 到着翌日から激変した息子
   ■3. 「なるほど、だからそうなんだ。」解決モードへ
   ■4. 旅から帰ってきて、一番最初にやったこと
   ■5. トランクひとつの荷物から学ぶこと

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■1. 旅に出る前に私が混乱していたこと(育児、仕事、ワハハ)
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実は私は旅に出る前、ワハハMLにも少〜し書いたのですが、育児や仕事、そして
このワハハの運営について混乱していました。

息子が言葉を話し始め、自分の意思を表し始めたのを見て、それを待ちわびてい
たくせにビビッたのです。

「この子にどういう環境を作ってあげるのが親としてできることだろう?」など
と改めてまじめに考え始めたのですが、シュタイナーやモンテッソーリなどの諸
思想をかじるにつけ、自分の今の生活とのギャップ、そしてそれらが日本の空気
に「どことなくフィットしない何か」に焦りや疑問も感じていました。
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                        ▼シュタイナーやモンテッソーリについての基本情報
           
ワハハの運営についても、「何のためにやっているのか?」という部分も含めて、
今月15日で3年目を迎えるにあたり、もう一度あれこれ再考した方がいいなと思
うところがたくさん出てきていました。

さらにハーブの輸入も、どうしたらもっと必要としている人に適切に広げていく
ことができるかなどを考えているうちに、完全に時間もエネルギーもオーバー・
フロー気味になりました。もう私が毎日の中でできる範囲を超えていたんですね。
正直なところ、成田から飛び立ったときはホッとしている自分がいました。

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■2.到着翌日から激変した息子
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さてドイツには2歳と2ヶ月の息子を連れて行きました。薬局などの訪問期間中は
アロマテラピストと内科医の友人も一緒に滞在していました。マリエン薬局はド
イツでもオーストリアの国境に近い南のバイエルン州にあって、夏はリゾート地
となる湖畔に位置しています。日本で例えると北海道の富良野と摩周湖を足して
2で割ったような感じかなぁ。まったく美しい自然に囲まれた(しかも何を食べ
てもおいしい!)土地。あぁ、来てよかった!と200回ぐらい言っていました。
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                           ▼マリエン薬局のあるプリーンの公式紹介ページ
                               
そして私の驚きは、いきなり到着した翌日の朝から始まります。

私たちの滞在していた宿はおそろしく巨大な農家の離れで、納屋と接続した台所
・トイレつきの一軒家のひと部屋を借りているといった感じの宿だったのですが、
朝、冷蔵庫を開けて野菜を出そうとしたら、息子が私の横をすり抜けて、中にあっ
たトマトを両腕いっぱいに抱え、「自分で洗う」というのです。

椅子をシンクに寄せてあげると早速、トマトを洗ってくれました。次にパンを出
そうとすると「自分で切る」といいます。普段、ナイフとフォークでさえ、かな
り危なっかしいのですが、自分でやると言い張るので持たせると、斜めながらも
それなりに切るではありませんか!
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                        ▼私たちが泊まった宿のまわりや宿のスナップ集
                          

私は驚きました。家で息子は手伝いなど一切しません。そういえば「台所は危な
いから近寄るな」といっていたのでした。なのに、ドイツに来た途端、たがが外
れたように台所を面白がります。もちろん食後は自分でお皿を洗っていました。
さらにカラカラに乾いた洗濯物を自分で取ってきたりもしていました。日本では
ありえない姿です。

その後、外に散歩に出ました。周りは里山というか、お花畑と集落がある程度で
すので、大通りに出なければ、車はほとんど通りません。普段、一歩外を出ると
「それダメ」、「危ないよ」、「ちょっと待って!」といった注意の言葉と緊張
感の連続する東京とはまったく違います。

また、道を歩いているとすれ違う人が、「Gruss Gott(グリュース・ゴット=こ
んにちはの意。ドイツ南部地方のあいさつ)」と口にするので、息子は口をモゴ
モゴ・・・などなど、こんな調子で、息子はこの滞在で恐ろしく開放感を感じた
ようです。なぜなら出てくる言葉数と歌がとにかく多くなったからです。歩き方
もスキップで小走り。これは緊張がほぐれているという何よりも証拠です。

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■3.「なるほど、だからそうなんだ。」解決モードへ
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このような日が一週間ぐらい続いて、息子は次第に部屋のおもちゃに関心を示さ
なくなりました。きっとおもちゃで遊ぶよりも、一緒に靴下を洗ったり、タンポ
ポ畑でみつばちを観察したり、猫や鳥を追いかけているほうが、彼にとっては、
ずっとエキサイティングで楽しい時間だったからでしょう。鼻歌を歌って、自分
の靴下を洗っていたときは、思わずビデオを撮りたくなったほどです。

ここまで読んだ方の中で、そんなのは日常的に実践している、という方がいらっ
しゃるかもしれません。それって、すばらしいことだと思うんですよ。でも少な
くとも私の近所、保育園に子どもを預けている親にとって、こういうじっくりと
時間をかけて何かする、そして子どもと余裕のある環境で過ごすことそのものが
貴重です。

私が育児に必要なのもの、自分たちの生活で足りないと感じて、悶々としていた
何かを、思いがけずドイツで、しかも息子が教えてくれたわけです。まさしく育
児は育自。それは皮肉にも、「ごく日常的で自然に囲まれた暮らし」だったわけ
ですが(^_^;

そして徐々に私の前述したシュタイナーやモンテッソーリに対する疑問が解けて
きました。まずドイツで生まれたシュタイナーでは蜜蝋のクレヨンやより自然素
材にこだわったおもちゃを重視しますが、これは当たり前だったんです。

一歩外を出れば、お花畑が広がり、ミツバチがいっぱい飛んでいます。雑木林を
少し管理すれば、手ごろな間伐材がゴロゴロ手に入ります。教会はどの村にも真
ん中にあって鐘を鳴らしています。確かにこういう環境にテレビや化学的なモノ
はマッチしません・・・というか、少なくとも私たちには必要ありませんでした。
これらが日常的な教育、もしくは思想・学問として確立されるは、しごく当然だ
なと深く納得したわけです。もちろんドイツでも決して蜜蝋クレヨンなども安く
はないのですけどね。

そしてイタリアで生まれたモンテッソーリの、小さな子どもが現実的な日常生活
での家事や作業の中で学ぶという(このあたりはもちろんシュタイナーも共通し
ていますが)思想もよく理解できました。家族の人数が比較的多いラテン社会で
は自分のことが自分でできない子は、きっと自分が困ったことでしょう。その環
境で家族(しかも大家族で)が営む生活が、あたり前のようにあれば、子どもは
自ら学ぶのです。べつにこれは特別な教育機関や仕組みがなくても、できること
でした。「なーんだ!すごくカンタンなことだったぁぁぁ!がはは!」

そしてその暮らしがシンプルであればあるほど(家の中もしかり、生活もしかり)、
子どもは生活の中から自分にとって必要なことをより深く早く学ぶことを、私は
今回、息子の激変ぶりで目の当たりにしたのでした。

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■4.さて、私が旅から帰ってきて一番最初にしたこと
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さて、私が旅から帰ってきて一番最初にしたことは何だったと思いますか?

お待たせしていたハーブやレメディの発送はもちろんだったんですが、まずやっ
たことは、家にある不要なものをとにかくガンガン捨てることでした。もう容赦
なくというか、気が狂ったかと思うほど。次の不燃ゴミの日に出ていたゴミの約
半分は、私の持ち物でした(笑)

これまで引越しをする時に惜しくて捨てられなかったもの、「いつかは使うかも」
と甘い気持ちで貯め込んでいた本や雑誌、石鹸にスパイス、お茶にさび付いたポッ
ト、使わなくなった化粧品やショートヘアにして十数年来使っていないドライヤー、
これまで仕事で制作してきたTVCMやRCMのテープも・・・とにかく全部エイヤ〜ッ!
と捨ててしまいました。

狭い!と思っていた部屋は見事に広くなりました。台所も訳の分からない収納が
減ったので、息子が引き出しを開けたり、何かを引っ張り出そうとしても、いち
いち怒らなくてすむようになりました。トイレも広くなったので、息子は喜んで
トイレに入るようになりました。

きれいになったその日、息子は保育園から帰宅して、広くなったリビングを見つ
けてスライディングをして踊ったほどです(といっても、江戸間ですから広くな
いのですが^^;)。

そして少し前からやっていたことですが、私は、ほぼ一日中PCを立ち上げていた
のをやめました。保育園に迎えに行ってから、翌日、息子を送り出すまでは、極
力、PCを開かないことに決めたのです。PCを開いていると、息子も家族も見えな
くなります。すごく気持ちが楽になりました。肩こりも減りました。イライラも
ぐっと少なくなりました。

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■5.トランクひとつの暮らしで学ぶこと
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私たちは旅に出るとき、トランクに自分に必要な物をパッキングをします。

事実、そのトランクに入るだけの荷物で普段の暮らしも十分にできます。大切な
のは、パッキングする際に「自分にとって何が大切で、何が不必要か?また何が
生活に適切な用具か」を自分で考え、厳選することです。それができないと結局、
自分が重い荷物を抱えて旅に出なくてはなりません。詰めすぎるとトランクが閉
まらないので、旅に出ることもできません。

生活も育児も、このパッキングと同じことだと、改めてこの旅でその事実に気づ
いたのでした。

確かにトランクひとつの生活は味気過ぎるかもしれません。でもこれはひとつの
考え方ですが、子育てをしていく際に子どもの身体や心の変化と付き合っていく
には、シンプルであるほど、ラクなものはないということでした。

この旅は私にとって、単純なことながら、とても重要な子育てと暮らしを考え直
すチャンスでした。私は旅好きで、これまで渡航も数十回を重ねているにもかか
わらず、子どもからここで改めて気づかされたのは、少々ショックでもあり、非
常に大切な転機になったなぁと思っています。

旅は少々のお金と時間が必要ですが、普段、自分が見えていないものを見せてく
れる鏡のような効用があります。そこに意外な転機が待ち受けているかもしれま
せん。海外に限らず、今まで行かなかったところに足を向けてみるのはいかがで
しょう?あなたの話も、ぜひまたMLやサイトでお話を聞かせてください。

そしてドイツでの滞在でお世話になったRieさん、Rieさんのご家族、マリエン薬
局の皆様他、お世話になった多くの方に心から感謝しますε(^θ^)зヾ

                                                          text by Kuri
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■ブタペストで、いざ健康ランドへ。
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Kuriが4月に訪れたドイツに続いて家族旅行で訪れたのは東欧でした。

いや〜錬金術の国々は空まで怪しくっていいわ〜(笑) 特にハンガリーの首都、
ブダペストは温泉でも有名な古都です。とりわけ「ゲッレールト温泉」は渋い宮
殿風の“健康ランド”。売店には、天然せっけんやアロマの精油が信じられない
値段で売られていました。買い占めたい気持ちをぐっとこらえて、お風呂に。子
連れでも全く問題ありません。
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   ▼ブダペストなるほどガイド    ▼ゲッレールト温泉の画像 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■息子、路面電車で脱臼する。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― さて、マッサージまで受けて極楽気分の温泉からの帰り、私は路面電車に乗ると き、うっかり息子の腕を引っ張りすぎて、脱臼させてしまいました。 痛くて泣きわめく子どもを片手に、慌ててホメオパシーのキットを取り出して、 「アーニカ(Arnica)」のレメディを与えました。アーニカは事故やショックな どの救急用として役に立ちます。温泉の疲れもあったのか、息子はコトッと寝て しまいまいました。でも私の心臓は、心配でバクバクだったのです。  ======================================================================   ▼アーニカ(Arnica)   ▽事故や怪我、出血やうっ血、打ち身、打撲、筋肉痛、手術の前後、肌のト    ラブル(にきびなど)、事故、怪我後に続く慢性的な諸症状、出産の前後、    またトラウマからの回復に対応します。   ▽痛い思いをしても、「大丈夫だ」と言って手当てを拒む、頭は熱いが体は    寒い、頑固な人などにヒットするケースが多いようです。   ▽触れられるのはイヤだけれど、外気に当たったり、顔に風を当てると好転    する場合は即、このレメディを。すっぱい食べ物が食べたいときも。   ▽クリームは打撲傷や神経に痛みを感じる場合などに有効です。  ====================================================================== その後、ホテルに戻り、すぐに地元の医師を呼んでもらいました。なんとその医 師はギブスで登場(^_^; 心配そうな私たちをよそ目に、目を覚ました息子に、 “Hi,Fukutaro! nice to meet you!!!(福太郎、はじめまして!)”と名前で話 しかけてくれました。私たちが知る限り、ハンガリー人にとっては「福太郎」と いう発音はかなり難しいはず。でも、彼女はカルテを作るときに覚えたようです。 さて、彼女の診療は何しろフレンドリーでした!警戒心の強い息子も、そのサー ビスぶりに、いつしかニヤニヤ。「やっぱり医師はこうでなきゃ」の見本のよう な女医さんでした。こっちが心細い時に、むっつり顔の医師の診療なんて受けた くありません。彼女はおしゃべりを続けながら、簡単に脱臼を戻してくれました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■自然療法が当たり前の国 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 最初に彼女から「脱臼(dislocation)した後にどういう処置を取った?」と聞か れました。私は「アーニカのレメディを与えたが、すぐに寝てしまった。でもこ こまで外を歩いて外気に当ててきた。あとアーニカクリームを寝ているときに塗っ た。」と説明すると「perfect!(完璧)」と一言。「99%大丈夫だけど、明日 帰国するなら、一応、病院で診てもらおうか?」と医師を紹介してくれました。 あとで気づいたのですが、彼女には「アーニカ」と言っただけで話が通じていま した。レメディやホメオパシーの説明を医師にしなかったのは、私にとってはこ れが初めての体験。この‘あたり前さ’にじわっと感激がこみ上げました。だっ て日本じゃ「変なもの使う親」って感じの目でしか見られなかったんですもの! その後、病院には「めったにないチャンス!」と心ひそかに喜び勇んで訪れまし た。だって観光でも入れないところですからね(笑) 土曜日の夕方だったので、 人が少なかったのですが、連絡を受けて待機してくれていた医師(また女医さん) が、笑顔で手招きをしてくれました。 彼女はカジュアルないでたちで、白衣もつけず、不安そうにしている息子の手を 取り、歌を歌ったりして少し遊ばせ、患部の様子を見ながら「すっかり治ってい るわね。」といい、「万が一の応急処置用に何かもっている?」と尋ねました。 私は再び「レメディとクリーム、カモミールとセントジョーンズワートの浸出オ イルを持っている。」と答え、キット等を見せると「それなら、小さな子どもに は十分ね。痛み止めや塗り薬は処方しないから、帰国中に機内で何かあったら、 あなたのキットを使ってね。」と、ここでも自然療法はあたり前モード。・・・ んもぉ〜う、うれしかったです! 「こんな医療が日本でもあたり前のように近所にあれば!」と心から思いました。 必要がないときは、大量の薬も無駄な検査も一切いりませんからね。  ======================================================================   ▼セントジョーンズワートとカモミールを浸出してブレンドしたオイルも、    子どもの肌に優しく、痛みや肌のトラブルの鎮静効果があります。色も赤    みを帯びていて美しいので、子どもも喜んでつけてくれます。浸出オイル    の作り方はこちらこちら。美肌水と一緒に載っています。  ====================================================================== ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■人が人を診る温かさと幸せ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― その後、彼女と少し雑談モードに入りました。日本人が珍しかったんでしょう。 そして病院を出たとき、いつも日本で感じる「病院疲れ」がありませんでした。 息子が無事だったこともありますが、病院という病んだ場所という空気がそこに はありませんでした…例えると「地域のサロン」のような感じでした。 日本の多くの医療機関は技術も非常に高く、乳児死亡率など世界最低です。なの に医療は非常に管理的で、時に威圧的です。ブタペストの二人の女医さんを取り 巻いていた「我が家」のような雰囲気、そして医師の自然療法に対する知識と患 者と家族に対するフレンドリーな態度が忘れられません。そして何より「人が人 を診る」という基本を体験出来て、私はとてもうれしかったのです。 英語の「(medical)care/treatment」に当たる日本語は「手当て」です。手を当 てるような、そして人が人に触れるあたたかさを感じる医療が最も人を癒し、勇 気付けるんだと、この旅で改めて確信したのでした。 text by Kuri ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ☆文中に出てきたレメディやクリームについては   こちらへGO!⇒ドイツ・マリエン薬局 オーガニックショップ

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